明日にかける橋 1989年の想い出

(C)2018「明日にかける橋」フィルムパートナーズ
1989年、日本がバブル景気に湧いていた時代の静岡県のとある町。 高校生・吉行みゆきは自分の人生に疑問を抱いて毎日を過ごしていた。「何のために勉強するんだろう? なんでいい大学に進学しなくちゃいけないんだろう?」。家族ともどこかぎこちなく過ごす毎日、とある事件をきっかけにみゆきの家族、心と生活は決定的にバラバラになってしまう…。 大人になり地元で就職したみゆき。 2010年の夏、みゆきの父親が亡くなった通夜の夜、みゆきは会社の同僚であるアヤカ、達也と共に夜の土手を歩いて行く。 目の前には子供の頃、全力で走って渡れば願い事が叶うと言われていた“明日橋”が。三人は酔いに任せてその橋を渡る。そのまま朝を迎え、三人で入った喫茶店で自分たちが1989年の世界に戻って来てしまったことを知る。 高校生の頃、ずっと好景気が続くと誰もが信じていた時代、その時代でみゆきたちは壊れてしまった時間を取り戻すことを決意するのだが…。

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